未完成トリコモナス
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鈍色の報告
category: - | author: gie-fujita

あの映画はいったい?

 

今から、90年前に死んだ「痴人と死」の作者ホーフマンスタールに捧げる!あの映画は?

 

美はただ乱調にある

人生は白紙の本だ

人間が生きてゆく、そのことがすなわち

人生だ                        

(by大杉栄)

 

映画「知りません je ne sais pas

はまた、大正12年関東大震災のドサクサに紛れて虐殺された日本で最も自由だった男大杉栄に捧げるレクイエムだ

 

編集は輾転反側まだまだ一向に終わりそうもない

 

狂い咲くロマンチシズム

 

棹の無い男ロベール

穴のない女ナジャ

の哀しい哀しい愛の物語

 

ある朝、松山東警察署にロベールが、

「刑事さん

    俺を捕まえてください

    さもないととんでもないことヤルヨ」(?)

 

サメに我が身を捧げる夢を見る淫売ナジャ

その軽薄が松山の銀天街で爆発する

 

誰が呼んだか頭突きのナジャ

刑事の誰何にスイカで応える

 

カトリーヌの華麗なるお点前

甘露カンロと朝陽が昇る

 

ロベールの母ブリジットのブリッジは

眩いばかりの美しさ

 

ナタリー恋しや浪花のギャラリー

薩摩おごじよの血が騒ぐ

 

そこでデスノスもんどりうって

はたと気付いて画業一筋

牛すじ煮込んでロールキャベツ

 

クールほじほじ

刑事三人噂に違わぬ腕っこき

風の吹くまま気ままな捜査

 

それでも謙虚に検挙を重ね

松山良い街住み良い街〜

 

しかし、しかれど

この度のヘモグロビン殺人事件

被疑者すべてが妄想狂

 

ワタシが

ボクが

オレが

殺りました

 

アテネはコロスの大合唱

円形劇場脱毛症

逆巻き逆巻き日が暮れる

 

この世はもうじきお仕舞いだ

義理を返すにゃ遅すぎる

 

真っ赤な真っ赤な日が昇る

さよならサヨナラ国家甲羅

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グルマン道子 第61回(最終回) お楽しみはこれからだ
category: - | author: gie-fujita

2019年7月27日(土)

 

夢は不思議だ

イビキはその夢よりも不思議である

 

グっグっグ 

くっくっく

 

グォんグォん

クォんクォん

 

道子の乗った飛行機は、離陸のときと同じ音を滑走路に軋ませてミュンヘン空港に着陸した。  

 

道子は今、ドイツの西にある世界的保養地バーデンバーデンにいる。

 

二週間前、道子はゴダールの新作映画「イメージの本」を映画館で観て、その映画が期待していた以上に素晴らしかったので大半以上眠る!という大物振りを示した。

 

道子は映画が始まって10分も経たないうちに、猛獣が吼えるようなイビキをたてて爆睡し、映画の終わる三分前に自分のたてているイビキに驚いて目を覚ました。

 

観客は大層迷惑したが

館主は大層歓迎したらしい

 

やはり、ゴダールは素晴らしかった!

 

道子は無性にゴダールに会いたくなった!

 

根っからのゴダールマニアである道子は

ゴダールが毎年夏になるとバーデンバーデンに保養に行くことを知っていた。

そして、ゴダールの定宿も知っていた。 

 

ゴダールに会って言う道子の台詞は決まっていた。

 

「あんたの映画はクソだ!

         あんたもくそだ〜🎵🎵

   (ホントは)大好きだよ

   ジャン・リュックお爺ちゃん🎵

 

そう言い終わると

道子はまた猛獣のイビキをかいて眠るのであった

 

夢の中の夢

その夢を醒ますイビキ🎵

 

お愉しみはこれからだ。

 

                                               (おわり)

 

長い間、ご愛読ありがとうございました。

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便座エースという名の朝
category: - | author: gie-fujita

映画「je ne sais pas

                    知りません」

のサントラ・レコーディングも昨日ようやく終わり、今日はいよいよ最終作業のミキシング

 

藤川清&アンドレス・ヤンコフスキ−のユニットAunの音が画にピタッと吸い付いて離れなくなる

 

あなウレンピア〜🎵

 

それはそうと

昨晩から何度となく便座にお肉をスリスリしたが一向に石山本願寺の一揆が治まりそうにない

 

信長よ!

早く出てこい池の鯉

 

この世でいちばん格好悪くかつ身体全体が冷や汗必至の厄介モノ、あの忌まわしき糞詰まりの久方ぶりの襲来かな

 

穴恐ろしや

 

原因理由をあれこれ考えました

 

それはかの鴎外先生のケイガイに接したからなのでは

 

きっとそうに違いありません

 

昨日の白昼

ベルリンの街角にある森鴎外記念館に行きました

 

こじんまりした館内を時間をかけて回っているうちにいたたまれなくなってしまったのです

 

若き鴎外がドイツ滞在四年のあいだに刻苦勉励して己のモノとして身に付けた知覚感性と、それを元に成し遂げた業績をつぶさに知り、なんと自分が浅薄であるかを思い知らされたのでした    

 

早く出なければ!

(早く出さなければ)

 

おのれのあまりの至らなさと恥ずかしさに

身体が硬直し歩くこともままならなくなってしまったのであります

 

日本に帰ったら、まず、千駄木の観潮楼に行って鴎外先生にちゃんと向き合いたいと思います

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ベルリン便り
category: - | author: gie-fujita

帰って来ました。

ドイツ便り

逆回しします

7/26から

さらばベルリン🎵

 

只今帰国しました

 

いったいドイツまで何しに行ったのだろう

 

カール・マルクス通りに咲いていた紫色の花だけがそれを知っている

 

カール・マルクス通りはベルリンの壁が取り壊されるまではスターリン通りと呼ばれていました

 

どうでもよいことかも知れませんが

ベルリンでいちばん高い電波塔の名前を正確に発音することが出来ませんでした

 

そのことは何を意味するのでしょう

 

ベルリンの鬼頭を舐め崩すこと能わず

ミュンヘンのカリ首を打ち払うこと能わず

 

ホントの答えは

je ne sais pas

知りません

 

ベルリン中央駅のアインシュタイン・カフェにはアイスコーヒーがなかったんです       

 

Aun(藤川清&アンドレス・ヤンコフスキ−)がつくってくれた音楽はとってもMarvelous🎵🎵

 

映画「je ne sais pas  知りません」

完成まであともう一息です

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グルマン道子 第60回
category: - | author: gie-fujita

第60回     ホテル・マンゴスチン

 

2019年6月21日(金)

 

ドリッピン・ドロップ🎵

ドロップン・ドリップ🎵

 

朝のコーヒーは

朝日のように

さわやかなひとときを

刻む

 

MJQ

モダンジャズカルテット🎵

 

softly  as in a morning sunrise

朝日のようにさわやかに

 

softly

軽やかに

とせず

爽やかに

とした日本の訳者にもうハットオフ

完全に脱帽だ

 

ハットとバット

国会議事堂のてっぺんを狙った一撃が天安門広場の戦車を捲った非現実

 

私は今

東京町田市にある

レンタルルームと呼ぶには

 

それがあまりにもすべてに配慮がゆきとどいている!がために

 

ルームと呼ぶには畏れ多くも罰当たりな

 

ホテル・マンゴスチン🎵🎵

で幸せな一夜をあかして

朝の珈琲を飲んでいる

 

この値段の割りには豪華過ぎる施設のオーナーは長谷川直人といい

 

かって、東京の雀荘でボロボロに大敗して、店の従業員に

アウトした金をツメロ!

さもなきゃ

お前の指をツメルぞ!

とさんざん脅かされ

 

拉致監禁されていた私を救出してくれた上に

 

そのまま

そのまま

 

奈良の長谷寺までドライブ

 

ありがたや

ありがたや

 

持つべきものは

若きエネルギー

 

捨てるべきものは

しがないへばり

 

今日はこれから

上野に行って

 

東京都美術館でご開帳されているクリムトの栗とリスを舐めるのだ

 

                                              (つづき)

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実録・栃木女子刑務所
category: - | author: gie-fujita

プリズンに行ってきた

栃木刑務所

日本最大の女子刑務所

 

かって

お務め人の中には

竹久みち

小向美奈子

がいた

 

声優のアイ子ちゃん

に会う!

 

その目的はかなわなかった

面会を拒否された理由がさっぱり分からなかった

 

なんでっだぁ〜?‼

 

受付で

大声を出して暴れた!

 

たちまち十数人の刑務官に囲まれた

 

頭を冷やして         

拒絶の理由を訊くと

 

面会用紙の

会う目的の欄に

 

はげまし!

 

と書いたのがいけなかった‼

らしいどうやら?

 

担当官は見事なハゲ親父だった

 

激励

 

と書けば良かった〜🎵

て反省しながら

 

最寄りの駅まで歩いた

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連載小説グルマン道子  no.59
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第59回 「剃毛せよ!と道子は言った‼

 

2019年5月20日(月)

 

ネクストLX

ラミシール

エクシブ

ブテナロック

 

これ皆水虫タムシの薬である。

 

三ヶ月前に暇をもて余していたオダマキは品浜市役所に遊びに行った。

市役所の屋上にあったインキンタムシ課の女性職員 島津和江、

またの名をミセス・アヴァンギャルドさんに言葉巧みに接近して真っ昼間から同衾することに成功した。

 

市役所の禁を破ったせいでもあるまいが、

普通女性には住みつかないインキン田虫の強力菌をミセス・アヴァンギャルド女史からもらい受けて以来、

陰部のいたたまれぬ痒みに襲われ

夜も昼も眠れぬ日々が続いていた。

 

皮膚科の先生を四人代えたが、処方される薬は皆同じ。

一向に痒みは治まらず、

インキンはその勢いを増すばかりであった。

 

そして、医者を諦め、薬局にやって来て、

冒頭の薬の効き目と値段を斟酌していたのであるが、

どれもこれも効能に保証はなく、かつ値段も高い。

 

店員は小林製薬のタムシチンキゴールドをやけに薦めたが、

¥1380円と高く、

結局、同じ小林製薬のただのタムシチンキを買うことにした。

ただのタムシチンキは只ではなかったが

ゴールドより半分以上安い680円だったからだ。

 

オダマキは

家に帰ると早速陰部にただのタムシチンキを塗り出した。

 

そのときだった

「オジサン〜!

 剃毛してからにした方がよく効くよ〜🎵

 

声の主は皆さんよくご存知

川島道子その人であった。

 

 

                              (つづく)

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グルマン道子 no.58
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第58回セミが泣いている

                                 作  湯之町とおる

 

2019年5月8日(水)

 

あれ、もうセミが鳴いているよ

 

ほら

耳を澄まして聞いてごらん

聞こえるだろ

ほらね

 

真夜中に

こんな真夜中に

発車のベルが鳴るように

セミたちが

たしかに泣いていた

 

あのセミは秦の始皇帝をのっけて徐福が三千人の童たちと一緒に連れてきた蝉たちだな

 

不老不死の薬を探してきます!

 

と言葉巧みに始皇帝から大量の金品をせしめ東の國にあった蓬莱山に連れだってやってきた御一行の中にたしかにいたセミたち

 

いつの間にか代々木ゼミナールのロゴマークになっていたな

 

あれあれ

あれあれじゃないよ

貧乏ダナオはその蝉が大好きで妻の淡路惠子をほっぽって真夜中に油で炒めてワインのツマミにして食べていた、というのは本当だろうか?

 

と中村錦之助がダナオと別れた淡路惠子によく訊いていた

                       

                                 (つづく)

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グルマン道子  no.57
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第57回  かぐわしき憎しみ

                   作 湯之町とおる

 

2019年5月8日(水)

 

「おじいちゃん、わたし、もう携帯持たない」

 

何事もゆるがせにしない道子の性情からして、とうとうくるべき時がやっていた。

現代人に無くてはならない必需品に成り上がってしまった携帯、

すなわちネット通信社会との訣別をあっけらかんと話す道子の顔があまりにも清々しく解放された自由に満ちていたので、

オダマキはなかば呆気にとられながらも、さもありなんと頷いた。

 

そして、携帯を捨てる道を選んだ道子の心情への忖度を惜しむかの如く

オダマキは今まさに我が身に起こっている幾つかのわだかまりを楽しんだ。

 

雪やなぎの白い花が庭にこぼれ始めた頃に、

突如として異星からやって来たアマンちゃんとの蜜月、

その酔いも醒めぬうちに現れた貴婦人との出逢い。

 

己の生まれてきた目的がすべからく淫蕩にいそしむことだと、ウソぶいていたオダマキではあったが、

ホントのことは誰にも言ってこなかった。

 

わたくしの全ての熱情は劣情から発します。

甘い憎しみは渇いた愛に昇華します。などと

心にもないことを言ってきた。

 

そして、さらに、オダマキは自らさもしいことと知りながら、

救われることの決してないあることに没頭する。

 

ドラッグストアーに行く

そこで買ってきたチャーム・ナプキンを尻の穴に埋め込んで15秒、

鼻の先に甘い匂いを嗅ぐと午後の昼寝についた。

 

 

                                (つづく)

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「スマホ独白写真館」
category: - | author: gie-fujita

白い花

 

マグノリア   こぶし  木蓮

 

名前ははっきりいたしません

ただ、この花でした

たしかに

 国会議事堂の庭に咲いておりました

 

2019年2月26

空から雪が降ってきて議事堂の帽子を白く

染めました

 

革命戦士はひとりまたひとり

軍服を赤く染めて散っていきました

 

誰一人振り向くことなく

絶望とも希望とも判じがたい無言の眼を赤く染めて散ってゆきました

 

いつの間にか

白く美しい雪は黄色い糞尿に

 

それが民意

これが民意

 

と言わんばかりに

 

いつの間にか

頭上を飛び交うヘリコプターから流れてくる歌が

ワルキューレの騎行から

ジャニスのムーヴオーヴァーに  

 

1日だけのロックバンド

■ノーモア赦さんず●の四人は全員逮捕される前に自決したのであります

 

その事実は望郷の肥溜めに木霊して

 

残った白い花だけが寂しげに

血濡れておりました

 

白い花

 

 

PS.

吉田さん〜

それもありますね!

 

コッポラの大作「地獄の黙示録」のワンシーン(ベトナムの沃野にアメリカ軍がナパーム弾を落とすあのシーン)にワグナーのワルキューレの騎行が重なる。

とても印象的なシーンです。

 

そして、そして、

 

国会議事堂のてっぺんからオスプレーを乗っ取ったロックバンド●ノーモア赦さんず■がジャニス・ジョプリンのmove  over を歌いながら、今の日本の政治家つまりは詭弁家どもの、つまりは税金泥棒しかいなくなってしまった国会に糞尿をぶちまける

 

そんな

怒りのイメージを訴えたかったんです

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